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オフィシャルブログ

828のつぶやき~“作る工程”~

こんにちは!

「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。

 

~“作る工程”~

キッチンカー製作の魅力は、完成形のカッコよさだけじゃありません。むしろ心が震えるのは、作っている途中。切って、組んで、穴を開けて、補強して、配線して、仕上げていく。その一つひとつの工程が、モノづくり好きにはたまらない世界です️

1)下地づくり=“見えない部分”が品質を決める✨

床の補強、断熱、壁の下地、換気のダクト、配線のルート、給排水の取り回し…。これらは完成後にはほとんど見えません。
でも、ここを丁寧に作るほど、完成後のトラブルが減ります。たとえば、

  • 断熱が甘い → 夏は地獄、冬は結露、機材も傷む

  • 補強不足 → 走行時の振動でビスが緩む、機材がズレる

  • 配線が雑 → 断線・発熱・漏電リスク

  • ダクト不良 → 厨房が煙と臭いで回らない

「見えないところに手をかける」って、職人の美学そのもの。完成後に問題が起きないことが一番の成果なので、ここに誇りが持てるのが魅力です

2)“走る”という条件が、製作を難しくて面白くする

普通の店舗と決定的に違うのは、キッチンカーは走ること。
振動、揺れ、ブレーキのG、段差、急カーブ。固定が甘いと、機材が動きます。配管が割れます。ネジが緩みます。
だからこそ、

  • どこを補強するか

  • どんな金具で固定するか

  • 熱源の周りの遮熱をどう取るか

  • 機材の重量バランスをどう設計するか
    こういう“移動前提の構造設計”が必要になります。

これがまた面白い。店舗づくりと車づくりのハイブリッド。建築・板金・電装・設備の知識が交差する、総合格闘技みたいなモノづくりなんです⚙️

3)電気・ガス・水…「インフラを小さな箱に収める」快感⚡️

キッチンカーの内部には、店に必要なインフラが全部入ります。

  • 電源:外部電源/発電機/バッテリー

  • ガス:ボンベ設置、配管、遮熱

  • 水:給水タンク、排水タンク、ポンプ

  • 換気:換気扇、フード、ダクト

  • 衛生:手洗い、収納、清掃性

この“限られた空間に、必要な機能を過不足なく配置する”という設計が、めちゃくちゃ気持ちいいんです。うまくハマると、まるでテトリスが一発で揃う感覚✨

そして、ここには作り手の個性と工夫が出ます。
「メンテしやすい配線取り回し」「掃除しやすい角の処理」「交換部品にすぐアクセスできるレイアウト」。こういう“後々ラク”の積み重ねが、使い手の感動につながります

4)仕上げ工程は、まさに“変身”の瞬間

下地だけの状態から、内装材が貼られ、カウンターが取り付けられ、照明が点き、外装のラッピングが入る。
この変化は本当にドラマチックです。
「ただの車」が「店」になる。
「箱」が「ブランド」になる。
この瞬間に立ち会えるのは、製作側の特権です✨

依頼主が初めて車を見た時に、目がキラッとすることがあります。声が詰まる人もいます。
“夢が形になった瞬間”って、作り手にとっても最高のご褒美なんですよね