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こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~夢を形にするキッチンカー制作🎪~
完成した車体が街を走り、たくさんの人に料理を届ける――
キッチンカー製作の最終章は、「デザインとブランディング」です✨
見た瞬間に印象が決まる。
それがキッチンカーの世界。
色・ロゴ・フォント・素材すべてが“お客様の記憶”に残ります。
たとえば👇
明るいカラー=ポップで親しみやすい印象
黒やネイビー=高級感・落ち着き
木目調仕上げ=自然派・クラフト感
ボディラッピングや塗装は、紫外線に強い耐候仕様を使用します🌞
お客様から見える“カウンター内の清潔感”が信頼に直結。
小物収納やメニューボード、LEDライトの配置で
「見せるキッチン」に仕上げます。
作業効率+演出力=リピートを生む空間演出🎯
製作会社では、デザインだけでなく
ロゴ制作
メニュー看板
SNS運用支援
出店先紹介
など、“開業トータルサポート”を行うケースも増えています。
キッチンカーは「作って終わり」ではなく、
“走り続けてからが本番”なんです💪
「家族で作った料理をもっと多くの人に」
「小さな夢を、車に詰め込みたい」
そんな声から始まるキッチンカー製作。
一台一台が、人生の物語を背負っています。
職人が鉄を曲げ、電気を通し、デザイナーが色を塗る。
それらが一つになって、“夢を走らせる車”が誕生します🚚✨
キッチンカー製作は、技術と想いの融合。
見た目の華やかさの裏で、緻密な設計と安全へのこだわりが息づいています。
世界に一台だけの車を、自分の手で創り出す――
それは単なる仕事ではなく、「人生をデザインするものづくり」そのものです🌟

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~見えないところが命~
キッチンカーの“命”ともいえるのが、水と電気。
見えない配線・配管こそが、長期的な安全と使いやすさを左右します。
給水タンク→ポンプ→蛇口→シンク→排水タンク
この流れを安定させるために、
電動ポンプは12V仕様で安全性を確保
水漏れ防止のためにシリコンホースを使用
排水には防臭弁を設置
さらに、タンクは取り外し式にして清掃しやすくします。
冷蔵庫・照明・換気扇・コンセントなど、
全てを一つの電源で動かすため、ブレーカーを設置。
発電機式:屋外に排気し騒音防止
バッテリー式:リチウム電池+インバーター構成
LED照明は低電力で長寿命。
夜間営業でも省エネ運転が可能です✨
車内の壁や天井は、耐熱・防火素材を使用。
特にガスコンロの周囲にはアルミ複合板や遮熱パネルを設置。
熱風を逃がす換気扇・排気ダクトも重要。
機器の配置で“熱がこもらない流れ”を作ることが、安全にも直結します。
手洗い専用シンクの水は“常温給水”OK
毎日排水タンクを空にして乾燥
壁・床はアルコールで拭ける素材に
ゴミ箱は蓋付きで動かない固定式
「掃除しやすい設計」が、衛生を長持ちさせる最大の秘訣です🧼
給水ホースの破損チェック
電線の断線・接触確認
ガスホースの劣化点検
消火器の期限確認
定期メンテを怠ると、トラブル時に営業停止になるケースも。
“動く店舗”は、“動く整備対象”でもあります。
キッチンカー製作の真価は、見えない部分に宿ります。
配線一本、ホースの角度ひとつにも意味がある。
細部にこだわることで、安心して長く営業できる一台になるのです🔧🚚

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~キッチンカーの設計と保健所対応~
キッチンカー製作でもっとも大切なのが、保健所の営業許可。
どんなにおしゃれでも、基準を満たさなければ営業できません。
ここでは、設計段階で絶対に押さえておくべきポイントを紹介します。
保健所は地域によって基準が異なりますが、共通の条件は以下の通り👇
給水タンク:100L以上(地域により200L推奨)
排水タンク:給水の1.5〜2倍容量
手洗い・調理用シンクを別設置
換気扇・照明・防火構造必須
食材保管庫・冷蔵庫の設置
💡特に重要なのが「手洗い専用シンク」。
調理用と分けることが義務付けられています。
限られた車内空間で効率的に動くためには、動線設計がポイント。
たとえば👇
左側:接客・販売カウンター
右側:調理スペース・加熱機器
奥:冷蔵庫・収納
中央:シンク・給排水
また、機器類はすべて重心バランスを考慮して配置。
車体の左右に重量が偏ると、走行時に安定性を失います。
電気設備は、外部電源(AC100V)と発電機を併用。
コンセントは防水仕様、電線は耐熱ケーブルを使用します。
ガスはLPガスが主流で、以下を必ず守ります👇
ガスボンベは車外固定
換気扇と遮熱板を併設
漏洩検査を実施
火を扱う車両だからこそ、“安全第一”が基本です🔥
1️⃣ 保健所事前相談
2️⃣ 設計図・設備リスト提出
3️⃣ 車両完成後に立ち会い検査
4️⃣ 営業許可証交付
書類には、給排水容量・設備写真・材料仕様など詳細が必要です。
地域によって「販売メニュー」も審査対象になる場合があります。
シンクの深さが足りない
給排水ホースの径が異なる
換気不足で保健所NG
電源系統が容量オーバー
一見小さなミスでも、再工事になるケースが多いです。
最初の設計段階で“保健所チェックリスト”を活用しましょう。
キッチンカー製作は、デザインと法規を両立させる“二刀流の設計”。
美しくて安全で、営業許可を一発で通すことがプロの仕事です。
“お客様の夢を叶える一台”を作るには、まずは基準を正しく理解することから始まります🚐✨

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~キッチンカー製作の魅力と可能性✨~
最近、街角やイベントでよく見かけるキッチンカー。
コーヒー、クレープ、ハンバーガー、カレーなど、多彩なメニューが並び、
まさに“動くレストラン”として人気を集めています🍔☕
でも、その裏には緻密な設計と安全基準を満たした「製作の技術」があることをご存知でしょうか?
今回は、キッチンカー製作の魅力とその始まりについて深く掘り下げます。
固定店舗に比べて初期費用が安く、自由度が高い。
それがキッチンカーの最大の魅力です。
店舗賃料が不要
イベント・フェスなど出店先を選べる
季節や人の流れに合わせた柔軟な営業
まさに“自分のペースで挑戦できる飲食ビジネス”として、
独立開業や副業の選択肢としても注目されています🔥
キッチンカーは単なる車ではなく、「食品衛生法を満たした厨房車両」です。
基本構造👇
| 部位 | 内容 |
|---|---|
| 車体ベース | 軽トラック/1tトラック/ハイエースなど |
| 床材 | 防水仕様+滑り止め加工 |
| 壁・天井 | 不燃素材+断熱材入り |
| 窓口 | 接客カウンター+開閉ドア |
| 給排水タンク | 給水200L以上・排水容量2倍が理想 |
| 電源設備 | 発電機/外部電源/バッテリー式 |
この中で最も大切なのは、“安全で清潔な調理環境”を保つことです。
キッチンカー製作は以下のステップで進みます👇
1️⃣ ヒアリング・企画設計
販売メニューや出店スタイルをヒアリング。
機器レイアウトをCADで設計。
2️⃣ 車両選定と改造
ベース車を仕入れ、車検・構造変更を想定して改造開始。
3️⃣ 内装・外装製作
断熱材・床材・壁パネル・換気扇・窓口などを取付。
4️⃣ 電気・水回り配線
保健所基準に沿って配管・配線を施工。
5️⃣ 塗装・ラッピング・検査
外観デザイン仕上げ。最後に動作確認・漏水検査。
完成まで通常4〜8週間ほど。
“見た目の華やかさ”だけでなく、“機能性と耐久性”が求められます。
キッチンカーは「乗用車」ではなく「特種用途車(厨房車)」として登録します。
そのため、**構造変更申請(車検)**が必要です。
・ガスボンベの固定
・消火器の設置
・電源系統の絶縁確認
・荷重バランスの安全確認
これらをクリアしないと、公道を走ることができません。
製作会社では、これらの法的基準を踏まえた“車両設計図”を作成して登録します。
キッチンカーは、“夢を運ぶ車”。
一台一台に、オーナーの想い・料理・デザインが詰まっています。
製作の仕事は、単なる車作りではなく、
「人の夢を形にするクリエイティブな仕事」なんです🚀

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~「売れるキッチンカーは、“体験”を運ぶ。」~
キッチンカー製作の次は、走らせて勝つ。
2025年のキーワードは、静音・省エネ・キャッシュレス・映える体験。
「作って終わり」ではなく、「続けて強くなる」ためのトレンドを一気に紹介します🧭
目次
IH+リチウム電源:炎管理がいらず、油はね&室温上昇も控えめ。深夜イベントや住宅地での騒音配慮に◎
ソーラーパネル+走行充電:日中は補助電源、夜は蓄電で静音運転。
インバーター冷蔵:消費電力を抑え、電圧降下時の保護も賢い。
断熱+遮熱塗装で夏の庫内温度▲5〜10℃体感。スタッフの体力温存=提供品質UP💪
先に会計→受け渡し番号制で滞留短縮。
トッピングは3種まで、ベースは事前仕込みで“最後のひと手間”だけ現場に。
紙器サイズとレードル容量を固定し、原価ぶれをゼロに。
カトラリーはワンモーションで取れる位置へ。ゴミ分別もアイコンで直感的🗑️
昼:片手食/夜:しっかり食
晴:炭酸×辛味/雨:とろみ×温前菜
公園:キッズ対応/オフィス街:10分完結
👉 天気アプリとセットで売れ筋の在庫係数を変えると、ロスが激減📉
非接触決済とキッチンプリンタでミス&待ち時間を削減。
セット化(ドリンク/サイド)・限定トッピング(+100〜200円)・大盛りで平均客単価↑
QRメニューは多言語・アレルギー表示も簡単。リピ客には**スタンプカード(アプリ)**📲
仕上げの瞬間(炙り・粉糖・ハーブ)を窓側で。
照明は“被写体の上から・柔らかく”。5000K前後のLEDストリップが使いやすい。
外装小物:黒板POP、季節小物、エプロン&手拭いの色統一で世界観を揃える。
定点(オフィス・大学・住宅地)で平日の安定売上を作る
イベント(フェス・マルシェ)で認知と粗利を稼ぐ
シェア出店:2〜3台で“フードコート化”。相互送客&電源シェアで効率UP
自治体・企業と連携:災害時の炊出し協定はPRにも信頼にも◎
1人:メニュー2品以内・現金レス・番号制
2人:内側(調理)/窓側(盛付・会計)で交差ゼロ
3人:外カウンターで並び整流+試飲/客案内。声が店のBGM🎶
日次:グリスフィルタ・床・シンク・排水
週次:冷蔵庫パッキン・配電盤のホコリ・ガス接続部点検
月次:タイヤ空気圧・バッテリー端子・各種ボルト増締め
→ 清潔は最強の集客装置。内側の美しさは窓越しに必ず伝わる✨
重量オーバー:積載を甘く見ない。車検証の積載量と機器重量表を照合
蒸気・臭気の逆流:換気は排気だけでなく給気をセットで設計
雨天の行列崩壊:オーニング+簡易足元マットで対応
ゴミ回収の迷子:分別POPと見える位置のゴミ箱、回収時間を事前共有
提供数/時、平均客単価、食材ロス率、決済比率、レビュー★
天気×売上相関、場所別リピ率、在庫回転日数
→ 週1で見返し、1改善/週を積むと、3ヶ月で別の店になる🚀
Before:発電機騒音で住宅地NG、夏は庫内灼熱、油ミストで掃除が地獄…
After:IHフライヤー+大型バッテリー+吸排気ダクト刷新。断熱+遮熱塗装で体感-7℃。
結果:住宅地出店OKに、提供速度▲15%(温度復帰が速い)、レビュー★4.7。スタッフ残業も減少🙌
構造変更・保安基準:窓開口・外装追加は車検適合を意識
火気:LPガスは固定・換気・消火器、電気はブレーカ容量と漏電対策
食品衛生:手洗い・温度管理・アレルギー表示・HACCPの簡易記録
保険:対人対物+PL保険で“もしも”に備える🛡️
※疑問点は必ず各所の最新ルールを確認しましょう(地域で要件が異なります)🙇♀️
売れるキッチンカーは、料理+設計+運用+物語の掛け算。
静かな電化、速い導線、わかりやすいメニュー、気持ちいい接客。
あなたの一台が、街の角をちいさなフェスに変えます。
さあ、次はどの景色へ行きますか?🚚💙

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~「走る厨房は、設計図から始まる。」~
同じハンバーガーでも、トラックの設計が違えば味もスピードも売上も変わる——。
キッチンカー製作は、クルマ×建築×厨房機器×保健衛生×ブランディングの総合芸術です🎨
目次
軽トラ/軽バン:小回り最強&初期費用控えめ。単一メニュー・短時間勝負に◎
1tクラス(キャブオーバー):機器が載る/水も積める/作業に余裕。2人回しがしやすい💪
2t以上/特装:本格厨房・複数メニュー・長時間出店。発電・給排水容量も大きくできる
👉 決め方:**調理熱量(kW)×人員×回転数(客数/時)**で車格を算出。メニュー→導線→機器→車の順に落とし込むのが鉄則📐
火(加熱)—水(シンク)—冷(冷蔵)が身体の回転半径内に入っているか?
受渡し窓の左手:フィニッシュ台/右手:会計で“左から右へ”の一方向フロー↪️
2人運用は「内側:調理/窓側:盛付・会計」で交差ゼロ。
作業台は身長×0.55〜0.6を高さ目安。天板材はSUS304で清掃性UP✨
電気:インバーター+ディープサイクル/リン酸鉄リチウムバッテリー🔋
小型装備:冷蔵庫/照明/ポンプ/レジ → 1.0〜1.5kW
中〜大型:IH/冷凍庫/換気強化 → 3.0kW〜
外部電源(AC引込)口は漏電ブレーカ必須。配線はキャブタイヤケーブルで耐久性◎
ガス(LP):高火力が必要なら候補に。ボンベ収納は独立区画+換気+固定金具+消火器🧯
水:給水タンク×2(清水/お湯)+排水タンク。シンク2〜3槽+ハンドソープ・紙タオル・消毒液は定位置に。
👉 換気量=発熱量×安全係数でレンジフードを選定。負圧を作りすぎないよう給気口も設けるのがプロの仕事🌬️
内装素材:不燃・耐水・拭き取りやすい面材(化粧合板+ステンレス)
区画:食材・洗剤・私物の保管場所をラベリングで明確化
手洗い専用シンクと調理用シンクを分け、給湯の温度要件に合うよう設定
ゴミ箱は蓋付き、冷蔵は温度計標準装備、原材料の先入先出を貼り紙で運用
HACCP簡易表(危害・予防・記録)を壁に貼ると指導もスムーズ📄
重量配分:左右バランス&前後軸荷重を計算。重い機器は前寄り・低重心へ
断熱:夏は遮熱+断熱(アルミ遮熱シート+発泡断熱+換気)。冬は隙間風をなくす
床:ノンスリップ+水勾配。排水口は掃除しやすい径に
照明:5000K前後のLEDで食品が美味しく見える。夜間の積込み用に外部作業灯も🔦
折畳み外カウンター:行列の分散&客単価UP
吊り棚&マグネット:調味料・ツールを“取りやすい高さ”に
在庫ボックス:メニュー別に色分け、1ターン=1箱で補充ミスゼロ
洗浄動線:汚れ物→仮置→シンク→乾燥ラック→保管を右流れで統一
外装:ベース1色+アクセント1色+ロゴ1点。写真は1枚だけ大きく
メニュー看板:価格・提供時間・辛さ/甘さ・アレルギー表示をアイコンで
BGM/香り/視覚演出:排気の方向で“香りの通り道”を作り、ライブ感を窓辺に
連続提供テスト:30分で何食?ボトルネックはどこ?
温度・時間の記録:中心温度・保管温度・加熱/冷却時間をメモ
積載・走行テスト:器具の共振/滑りを確認、ラチェットと滑り止めで対策
配電盤図・ブレーカ容量
ガス配管図・リークテスト記録
給排水図・タンク容量・ホース径
清掃手順・洗剤一覧・SDS
車検・構造変更書類・保険
取り扱い動画(QR)
→ ここまで揃えば、翌日から走れる!
走る厨房=設計の勝負。
“料理→導線→機器→車体→見せ方”の順に組むと、安全・美味・速い・儲かるが同時に叶います。あなたの一杯、その裏に緻密な設計があるのを、ぜひ知ってほしい🚚💨

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~やりがい~
キッチンカー製作業は、飲食業に挑戦する人々やイベント運営者に向けて、移動販売用の車両を設計・改造・製作する仕事です。
単に車を改造するだけではなく、
調理動線の最適化
衛生基準を満たす設備設計
外装デザインやブランディング
車両としての安全性
まで幅広い知識と技術を必要とする専門業です。
近年、キッチンカー製作の需要は急速に拡大しています。その背景には次のような要素があります。
低コストでの起業手段 💼
店舗を構えるより初期投資が少なく、飲食業を始めたい人にとって大きなチャンス。
イベントやフェス需要の増加 🎪
音楽フェスや地域イベント、スポーツ大会などで、手軽に出店できるキッチンカーは欠かせない存在に。
オフィス街ランチ需要 🍱
コロナ禍以降も根強い、移動型ランチ販売。働く人々の利便性を支える重要な役割を果たす。
多様なメニュー対応 🍦🍕
コーヒーやスイーツからエスニック料理まで、幅広いジャンルを支える設備設計が求められる。
ブランディングとSNS映え 📱
デザイン性の高いキッチンカーは「移動する広告塔」としても機能し、集客に直結。
製作業に携わる人々が感じるやりがいは多岐にわたります。
夢を形にするサポート ✨
「自分のお店を持ちたい」というオーナーの夢を、車両という具体的な形に仕上げる喜び。
食文化の発信に貢献できる 🍴
製作したキッチンカーが街やイベントで人々を笑顔にする姿を見るのは大きな達成感。
技術と創意工夫の発揮 🔧
限られたスペースで最大限の機能を発揮する設計は、まさに職人技。完成した時の充実感は格別。
社会貢献性の高さ 🌍
災害時の炊き出し支援や地域活性化のイベントなど、製作した車両が社会の役に立つ瞬間に立ち会える。
オーナーとの信頼関係 🤝
打ち合わせから完成まで二人三脚で進める中で、「ありがとう、これで夢が叶います」と言われる瞬間が最大のやりがい。
例えば、若い夫婦が開業資金を抑えて「カフェキッチンカー」を始めたいと相談に来たとき。
限られた予算の中で衛生基準を満たし、効率的に営業できる車両を作り上げた結果、人気店として行列ができた――そんな事例は製作業にとって大きな誇りです。
また、地域の祭り用に製作したキッチンカーが、災害時には炊き出し拠点として活躍したと聞くと、
「自分たちの仕事が社会を支えている」と実感できます。
キッチンカー製作業は今後さらにニーズを広げていくでしょう。
EV(電気自動車)ベースのキッチンカー ⚡
モジュール式で機能を入れ替え可能な車両 🔄
AIやIoTを活用した売上管理システムの搭載 📊
シェアリング型キッチンカー:複数事業者が同じ車両を時間貸しで活用
こうした新しいスタイルに柔軟に対応できる製作業は、これからのフードビジネスをさらに支える存在になります。
キッチンカー製作業は、
低コストでの起業支援
イベントや地域活性化への貢献
食文化やブランディングを形にする役割
といった強いニーズを持ち、同時に
夢を叶えるサポート
技術を活かす達成感
社会に役立つ誇り
という大きなやりがいが詰まった仕事です。
表舞台には出ませんが、製作されたキッチンカーが街を彩り、人々の暮らしを豊かにしている――それこそが、この業界の最大の魅力なのです🚚🍔🌍✨

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~変遷~
目次
日本における移動販売の原点は、戦後の屋台文化にあります。
ラーメンや焼き鳥などを屋台で販売する姿は、多くの人々の生活に根付いていました。
その後、自転車や軽トラックを改造してアイスクリームやパンを販売する「移動販売車」が登場。
ここから、現在のキッチンカー製作業の基礎が形づくられていきました。
高度経済成長とともに、人々の生活スタイルが多様化。住宅地や公園、観光地などで、軽トラックを改造した移動販売車が広く使われるようになりました。
この時期の特徴は:
簡易的な改造(冷蔵庫や簡単な調理台を設置)
ソフトクリーム、焼き芋、たこ焼きなど定番商品の販売
許可制度の整備が進み、安全性・衛生管理の意識が高まった
この頃から「キッチンカーを製作する専門業者」が現れ始め、業界が成長していきます。
バブル崩壊後、コストを抑えた起業手段としてキッチンカーが注目されました。
また、フェスや地域イベントの拡大により、移動販売の需要が急増。
メニューの多様化(ピザ、クレープ、カレー、各国料理)
デザイン性の向上(外装ラッピング、POPデザイン)
調理設備の高度化(ガス設備、シンク、排水設備など保健所対応仕様)
この時代のキッチンカー製作業は「ただ作る」から「魅せる・売れる設計」へと進化しました。
SNSやフードカルチャーの発展とともに、キッチンカーは「流行を発信する場」として定着。
企業イベントやオフィス街ランチ出店など、常設店舗に近い役割を担うようになりました。
製作業にも次のような変化が見られます:
オーダーメイド設計:オーナーのコンセプトに合わせたオリジナル車両
衛生基準の厳格化:保健所基準を満たすための水回り・換気設備
効率的な動線設計:狭い車内でもスムーズに調理できる配置
キッチンカー製作業は「起業支援」としての役割を強め、開業サポートやメンテナンス事業も拡大しました。
コロナ禍により外食産業が打撃を受ける中、密を避けた「移動型飲食」としてキッチンカーが再注目されました。
製作業界もさらに進化しています。
多機能化:コーヒースタンド、クラフトビール、スイーツなど専門性を持たせた車両
DX導入:キャッシュレス決済対応、デジタルサイネージ設置
エコ志向:電気自動車ベースのキッチンカー、ソーラーパネル搭載
デザインブランディング:インスタ映えを意識した内装・外装
単なる「食を提供する車」ではなく、ブランド発信・地域活性化の拠点 へと進化しています。
今後のキッチンカー製作業は、次の方向に進化していくと考えられます。
モジュール化・シェアリング:車両を共同利用し、複数事業者がローテーションで使う
グローバル展開:日本のキッチンカーデザインを海外に輸出
スマート化:AIによる売上予測、IoT管理で効率的な運営を支援
地域連携:災害時の炊き出しや地域イベント支援など社会的機能の強化
キッチンカー製作業は、
屋台文化からの発展
移動販売車の普及
イベント需要による多様化
ビジネスとしての本格化
DX・エコ対応の現代化
という流れで進化してきました。
今では「飲食業の新しいスタートアップ支援」や「地域・社会をつなぐ存在」として大きな役割を担っています。
これからもキッチンカー製作業は、食文化とライフスタイルの変化に合わせて進化し続けるでしょう🚚🍴🌍

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~売上は“設計”で作れる~
同じメニューでも、窓の高さ・機器の並び・照明・サインが違うだけで売上が変わります。キッチンカーは設備投資=UX(顧客体験)投資。“売れる設計”に直結するレイアウト、表示、会計、オペ導線を体系化します。
目次
受渡し窓の高さ:立客の肘よりやや下(約950–1050mm目安)で受け渡しが速くなる。
視線→注文→会計→受渡しを一直線にする(UXの三直線)。
二人体制なら「調理担当」と「会計・受渡し担当」を明確に分業できる配置に。
実務TIP:レジ位置は入口から見て左に置くと右利き客の財布動線がスムーズ。モバイル決済端末は窓口側に常設して受渡しと一体化。
3秒ルール:最上段に“推しの1品と価格”。中段にセット、下段に追加トッピング。
価格は端数戦略(例:800円より780円/1,000円セットの比較軸を作る)
照明はメニュー看板と商品に当てる。受渡し口は温白色で顔映りを良くし、写真映えを狙う。
工程が重なるメニューは避ける(フライヤー渋滞を作らない)
熱源別の同時調理枚数(フライヤー2口=3食/分 等)でピークを設計
仕込み/車内完結の線引き:衛生と速度のトレードオフを最適化
※仕込み可否や品目の考え方は給排水容量・自治体運用に依存。必ず保健所に相談を。
事前注文(SNS/モバイルオーダー)と現地QR決済の併用
トークスクリプト(「お会計→番号→呼出し」)を貼る
番号札/SMS呼出で“受渡し渋滞”を解消
片手持ちできる容器+スリーブで熱対策
漏れ・蒸れを抑える通気孔/吸湿シート
ゴミ箱位置は受渡しから1–2歩、動線末端に設置して“手戻り”を防ぐ
夏:ドリンク高速提供(ディスペンサー/前出し冷蔵)、ミスト扇風機
冬:保温庫の段数アップ、照明を暖色寄りに、待機列の足元マット
イベント:看板を遠距離視認へ(高所サイン+矢印)
発電機は静音ボックス+防振で会話を妨げない。
排気は後方上方へ逃がす。油煙は活性炭+グリスフィルタ。
会場電源使用時は切替スイッチで逆潮流を防止。
ボンベは直射日光・高温を避け、屋外設置が原則。
ホースの確実な接続・点検、消火器常備は必須(能力要件は地域運用差。主催者/消防指導に従う)。経済産業省alanbox.net
手洗い動作が客席から見える位置だと“安心”が伝わり購入率が上がる
温度ロガーで「加熱/保冷の証拠」を日報化
清掃チェック表を掲示し、開店/閉店の2サインで管理
施設基準は全国共通化の方向だが細則は自治体差。製作前に保健所へ相談がベストプラクティス。
高速回転(揚げ物主軸)
受渡し窓→レジ→盛付台→フライヤー→冷凍→下ごしらえ台(U字)。
フライヤー前に耐熱ガードと油受け、排気は上方ダクト。
複数メニュー(焼き+茹で+盛付)
焼台/ゆで釜を左右に分け、中央に盛付台。
二槽シンク+手洗い独立、動線交差を避ける。
ドリンク/スイーツ特化
受渡し窓横にドリンクコラム(サーバー/冷蔵/シロップ)。
写真映えを重視し、間接照明と天吊りサインを強化。
分間提供数(ピーク5分平均)
会計~受渡し時間(秒)
原価率/ロス率(仕込み量と廃棄)
SNS反応(写真投稿数/保存数)——照明と映えの改善指標に
保健所:給排水容量・シンク・内装材・仕込み可否・メニューの適合を相談。
運輸支局:8ナンバー化の是非・構造/重量・検査に関わる要件。k-box.jp
消防:LPガスの取り扱い・消火器規格・イベント時の配置。経済産業省
参考:給排水は「給水=飲用適」「排水=同等容量以上」などの考え方が一般的。東京都例を図面化しておくと全国で応用が利きます。東京メトロ保険医療情報
売れるキッチンカーは、秒単位の設計+見える安心+場所に合わせたモジュール化でできています。
メニューと提供数を起点に、動線・表示・会計・電源/排気・衛生を一体で設計し、保健所/運輸支局/消防へ事前確認。これが“初回から通る & 初日から売れる”黄金パターンです。

こんにちは!「KRS・828製作工房」ブログ更新担当の中西です。
さて今回は
828のつぶやき~法規適合~
キッチンカーは「車+厨房+店舗体験」を1台に凝縮した“走るビジネス”。だからこそ法規適合・衛生・安全・販売力の4点を、設計段階で同時に満たすことが成功の分岐点です。本記事は、製作会社/事業者の双方が押さえておきたい基準と設計手順を、現場で使える粒度でまとめた総合ガイドです。
目次
まずはメニューと提供量を確定させ、必要設備を逆算します。
1日の想定提供数(ピーク時の分間提供数も)
調理工程(仕込みの要否/加熱種別/オイル使用の有無)
出店ロケーション(イベント/ランチスポット/商業施設駐車場)
電源(現地電源の有無、静音要件)、水の補給動線、ガスの使用
例)「から揚げ+ポテト+ドリンク(1日250食/ピーク時1分3食)」→二口フライヤー・冷凍/冷蔵・作業台長さ・ラッシングや油受け構造・発電機容量・給排水容量を一式で設計。
2021年の食品衛生法改正により、移動販売の施設基準は全国で共通化の方向になりました。ただし実務の運用には自治体差が残るため、最終判断は出店地域の保健所に事前相談が鉄則です。キッチンカーならフードトラックカンパニー
多くの自治体では目安として、給水タンク容量に応じて提供できる品目・工程が変わる運用があります(例:40L程度=単一品目、80L/200L程度=複数品目可 等)。一律ではないため管轄保健所で確認しましょう。キッチンカーならフードトラックカンパニーkitchencar.fujicars.jp
東京都の手引き例では「飲用適の給水タンク+同等容量の排水タンク」の設置を求めています。ほか自治体もこの考え方が主流。図面段階で清汚分離・容量・バルブ位置を決めておくと改修を防げます。東京メトロ保険医療情報
実務TIP:保健所検査では、給排水の導線・シンク寸法・冷蔵/冷凍・内装の清掃性などを一体で見られます。設置物の仕様書や写真を添えて事前相談するのが最短ルート。
移動販売車は特種用途自動車(移動販売車)=いわゆる8ナンバーで登録されることが一般的ですが、必須ではありません。8ナンバーの主な利点は「設備を載せたまま車検を受けやすい」点。一方で、要件充足やコスト等の検討が必要です(4ナンバー/1ナンバー運用も可能)。所轄の運輸支局で確認して選択しましょう。
※登録区分で税や保険料の取り扱いが変わる場合があります。最新の扱いは運輸支局・税事務所へ。
LPガス機器を使う場合は、接続・設置・保管・消火設備が要チェック。
消火器:可搬式でA-4/B-10相当の能力を満たす等、所要性能が定められています(地域運用差あり)。イベント会場等の指示に従い、規格適合品を常備。経済産業省
運用上の基本:ホース接続の確実化、充填時の点検、真夏の車内保管禁止、ボンベ屋外設置の徹底など。alanbox.net
実務TIP:フライヤー使用時は、耐熱板・防滴・油受けトレイを設置し、排気/給気の流路を作る。配線は耐油ケーブルで熱源から離隔を確保。
発電機:ピーク消費+30%の余裕で選定。消音ボックス/防振マウント/遮熱板は“現場評価”を左右します。
外部電源:会場電源を使える場合、転換スイッチ(ショア電源切替)で誤給電を防止。
バッテリー併用:インバータ+蓄電で待機時は無音運転、ピークのみ発電機で補う設計が有効。
厨房機器・水・燃料・人・発電機の総重量と左右/前後バランスを積算。
重い機器は車軸近傍&低重心へ。満水時/空時の重心差も考慮。
壁面・床は不燃/難燃材+清掃しやすい仕上げ。機器固定はL字金具+ボルトナットで走行時の動揺を抑える。
清汚動線分離(受け渡し口の手前に洗浄エリアを作らない)
二槽シンク+手洗い、使い分け色分け(包丁・まな板)
温度管理(庫内温度ログ、加熱後保温、チルド保管)
清掃手順書(営業前後のチェック、薬剤濃度、排水処理)
2021年以降の制度変更により、固定店舗同等の衛生水準が求められます。設計段階から“清掃しやすい構造”で組むのが近道です。厚生労働省
ワンウェイ動線型:仕込み→加熱→盛付→受渡しを一方向へ。回転率重視。
対面L型:二口作業で同時進行。メニュー数が多い案件に。
ドリンク分離型:ドリンクを助手席側に分離し、会計・受渡しを分担。
要件定義(メニュー・提供数・出店先・電源・ガス・水)
法規・運用の事前相談(保健所/運輸支局/消防)
基本設計(平面/配線/配管/排気・給気/重量計算)
製作(配線・配管・断熱・防火・固定)
自主検査(漏電・漏水・ガス漏れ・排気・振動)
保健所/車検/消防の手続き
引渡し&操作教育(点検項目・緊急時手順)
週次:シンク・排水・トラップ洗浄、フライヤー油交換、発電機点検
月次:配線の被覆・端子焼け、ガスホース亀裂、換気経路の油汚れ
半期:冷媒ガス圧・電装リレー・ブレーキ/タイヤ摩耗、ボディ錆
“通る・売れる・安全”は設計段階の意思決定でほぼ決まります。
メニュー→法規→電源/ガス/水→重量→動線の順に詰め、保健所/運輸支局/消防へ事前相談→図面確定→製作が王道。書類と根拠を整えて進めば、余計な改修コストを劇的に減らせます。
